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インタビュー

12/20 『World Queen Tournament 2009』決勝戦 グレイシャア亜紀&シルビアのコメント

女子キックボクサー世界最強決定トーナメント・J-GIRLS『World Queen Tournament 2009』決勝戦、出場選手のコメント第二弾。
J-GIRLSフライ級王者・グレイシャアが宿敵との対戦を前にその熱い思いを、そしてその「宿敵」昨年覇者シルビア・ラ・ノットが連覇へ向け意気込みを語る。

好勝負必至の組み合わせとなったトーナメント1回戦で、昨年の決勝戦の相手であるシルビア・ラ・ノット(イタリア/World Queen Tournamennt 2008 王者)と対戦するグレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/J-GIRLSフライ級王者)。昨年5月に行われた『World Queen Tournament 2008』の決勝でシルビアに敗れ、ホームのリングで世界タイトル戴冠を逃し、9月には虎の子のJ-GIRLSフライ級のベルトを失い、長期戦線離脱を経験した。しかし、復帰を果たした今年は一転して好調をキープ。フライ級次期王座挑戦者決定トーナメントを危なげなく勝ち上がると、その勢いのまま7月に見事、J-GIRLSフライ級王座に返り咲きを果たした。また、11月にはトーナメントを目前に控えているにも関わらず、ムエタイの世界タイトル戦も経験した。ファイターとして心身ともに円熟期を迎えたかに見えるグレイシャアに、今年のトーナメントに懸ける思い、そして組み合わせ抽選会で自ら指名して実現するシルビア戦について話を聞いた。

また対するシルビア・ラ・ノット(イタリア/World Queen Tournamennt 2008 王者)のインタビューも届いた。シルビアはフランス発祥の立ち技格闘技「サバット」をバックボーンに持ち、様々なタイトルを保持する欧州を代表するファイター。昨年の『World QueenTournament 2008』では、準決勝で林田昌子を、そして決勝でグレイシャア亜紀を破り、見事トーナメントを制した。今年の3月には、イタリア・ミラノで開かれたキックボクシング大会『オクタゴン・ラ・スフィーダ』で、リンダ・ウームス(オランダ)を破り、WAKO.PRO50kg級Kー1ルールのベルトを手にしている。連覇を目論むシルビアが今年のトーナメントに懸ける思いとは……。

■グレイシャア「リベンジには気合入ります!」

――まず、先日の抽選会についてお聞かせください。去年の決勝の相手・シルビア選手を自ら指名する形となりましたが、その時の心境を教えてください。
「はい。去年の決勝は、お互い2試合目で疲れている中で延長まで持って行けたんですけど、最後のラウンドで相手の方が技術的にもメンタル的にも上なんだなって感じてしまって・・・。今回は最初からバシバシ殴り合いたいなと思って選びました!」

――違う見方をすれば、万全の状態なら負けないという強気な選択にも見て取れたのですが・・・。
「まぁ、強気かどうかは別として、この前の決勝はお互い2試合目だったので・・・。でも、その中で延長まで試合ができたっていう部分では、結構今回の試合は疲れてない分、自分的にはもっと面白い試合ができるんじゃないかなと思ってます。」

――シルビア選手の印象を教えてください。
「印象!?・・・・そうだなぁ。出入りがすごくある選手なので、気持ちが強いっていう印象がありますね。相手の懐に飛び込んでくるっていうのは結構勇気がいることなので、そういう部分で精神的に強い選手だなと感じています。」

――昨年の敗因を挙げるとすればどういったところになるでしょうか?
「去年の自分は体もまだ未熟だったし、外国人選手はデカイし体幹が強いので、そういう部分で押し負けちゃったりしたのかなと思うんですけど、今回は体幹を太くして、当たり負けをしないように体を作ってます。」

――昨年のトーナメントでは、ホームのリングで世界タイトルを奪取できなかったわけですが、そのことについて聞かせてください。
「やっぱり、日本だけで見てほしくないっていうのは自分の中にあって、海外には強い選手が山ほどいるんだぞっていうのを前回観ていただいて分かってもらえたかなとは思ってます。ホントに日本だけじゃなくて海外に行っても負けないような選手になりたいなとは思っています。」

――今回のシルビア選手との再戦はどんな試合になると思いますか?
「もう気持ちと気持ちのぶつかり合いだと思います!私、結構リベンジは気合入りますんで!バチバチになると思いますんで!ぜひ見てください。」

――先月(11月8日/M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ2009)、ムエタイの世界タイトル(WPMF世界女子フライ級)に挑戦なさったわけですが、トーナメント直前にもかかわらず、世界タイトルに挑戦した心境を教えてください。(※結果はグレイシャアが惜しくも判定負け)
「そうですね、なかなか日本で世界タイトルマッチをやらせていただく機会もないので、ましてやムエタイのアイドル(サーサー・ソーアリー)が相手ということで気合は入ってたんですけど…。自分の中では12月の1か月前に試合をしたのは、今の自分が世界に対してどれだけのレベルなのかなっていう確認をちょっとしたかったので、前回試合をさせていただきました。」

――ムエタイ独特の首相撲で苦しめられた半面、キックボクシングの技術では決して負けてないという印象を受けたのですが、その辺りについてご自身ではどうお考えですか?
「まぁ、ルールはルールなんでね。ムエタイとキックボクシング、別物といえば別物になっちゃうんですけど・・・。まぁ、相手の選手がすごく自分の距離感を保つのが上手いなっていうのは感じました。その距離感にハマってしまったので、そこは負けですね。完敗でした。」

――ダメージは残ってたりしますか?
「全くないです。すごい強い蹴りをもらったっていう感じもないし、パンチもすごい強いパンチをもらったっていう感じも全くないので、ホントに無傷です。」

――敗れはしたものの、この時期に世界タイトル戦を経験して、収穫となった部分はありますか?
「そうですね、負けたんですけど自分の中で成長できてたなっていう部分がけこうあったので、ソコはやっぱり12月の試合に活かしていきたいなとは思っています。」

――復帰を果たした今年は、フライ級のベルトも奪還して、上り調子でここまで来ているように見えるのですが、ご自身ではどのように感じてますか?
「う〜ん、決して上り調子っていう感じでもなく…行ったり来たりしてます。でも、実際リング上で自分のベストを出すっていうのは難しことなんですけど、自分の中で成長できてる部分があるってことは感じているんで、自分が成長できてる部分があるっていうことは自信にはなっています。」

――『World Queen Tournament 2009』へ向けて意気込みをお願いします。
「まぁ、みんな選手は優勝狙ってると思うんですけど、わたしは“1試合をしっかり、自分の試合をしたい”っていう風に考えています。1試合1試合をしっかり消化していければ結果として優勝が、ベルトがついてくればいいなと思ってるんで、応援よろしくお願いします。」

――最後に観客の皆さんにご自分のどういったところを見てほしいですか?
「手足の短さ!!(笑)。ウフフ・・・手足短いぞ、グレイシャア!!ってとこですかね。これは誰にも負けません!!」



■シルビア「昨年覇者としての誇りを持って戦う」

――まず、初戦で対戦することになった昨年の決勝の相手・グレイシャア亜紀について聞かせてください。グレイシャア選手にはどのような印象がありますか?
「グレイシャ亜紀はJ-GIRLSで一番強いファイターだと思っています!彼女のことはもちろんよく覚えてます。とてもスピードがあり、爆発力がある選手だと思います。私が今回の試合で何を求められているかよく理解してますし、同時に彼女も私のことをよく分かっているはずです。」

――今回のトーナメントにはタイからヌシアン・ポープラムック選手が出場します。彼女にはどのようなイメージをお持ちですか?
「タイ人選手のことはよく知っています。彼女の試合を実際に見ることができるのはとてもラッキーだと思います。」

――16歳でWPMF女子世界ミニフライ級のベルトを巻いた日本の女子高生ファイター・神村江里加選手をご存知ですか?
「神村選手については、あまり多くのことは知りません。しかし、とても若くて強いファイターだと思ってます。一番強いファイターだと言ってもいいのではないでしょうか!?J-GIRLSも彼女のことをとても期待していると思います。」

――今大会に向けて特に練習してきたことや、体調管理についてお聞かせください
「私のトレーニング方法は、常に変わりません。なぜなら対戦相手はいつも質の高い選手ばかりだからです。大抵、足と腕を鍛えるために、週に4回朝にウエイトトレーニングを行ってます。これは自己トレーニングです。そして夕方に4回、トレーナーをつけてトレーニングしています。この夕方のトレーニングは主に防御とスピードを付けるためのものです。体調管理については、ダイエットは特にしてませんが、量を食べ過ぎないように、また脂肪分を取り過ぎないように注意しています。1日3回軽食を用意し、夜10時以降は食べないようにしています。朝食はヨーグルト、シリアル、紅茶かコーヒーを取ります。朝のトレーニングの後、炭水化物とプロテインを摂取できるようなランチを取ります。夜のトレーニングの前に、スナックのような簡単な食事を取ります。」

――日本にはどんな印象を持っていますか?
「日本が大好きです!! 今年ももちろんWorld Queen Tournamentに出たいと思ってました。J-GIRLSにはとてもよくして頂き感謝してます。J-GIRLSで戦うことができてとても嬉しいです。」

――日本に来て、やりたいことや行きたい所はありますか?
「日本に行くにはとても時間がかかり、時差ボケもあります。滞在する日数が限られてますが、もしできることなら、相撲を見てみたいと思います。」

――最後に「World Queen Tournament 2009」に向けて意気込みをお願いします。
「昨年、World Queen Tournament についてはあまり良く知りませんでしたが、良いパフォーマンスができたのではないかと思います。厳しいトレーニングを積んで試合に臨んだので、勝てたのだと思います。しかし、今年は昨年のようにはいかないと思ってます。今年はチャンピオンとして、全員に追われる立場ですが、今年も昨年と同じようにチャンピオンベルトを勝ち取りたいです。日本のファンにはいつも支えられていて、一生懸命応援してくれることがとても嬉しいです。ですので、日本のファンをがっかりさせないように頑張りたいです。昨年のチャンピンという誇りを持って戦いたいと思います。」

果たして、リベンジに燃えるグレイシャアは昨年の雪辱を果たし、トーナメントを駆け上がることができるだろうか!?
それとも、シルビアが怒涛の二連覇なるか……!?

また、この1戦のプローモーション動画がyoutubeのJ-GIRLSチャンネルにて公開されている。こちらもチェック!!
http://www.youtube.com/watch?v=ywlGwbffwPg

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